EHS総合研究所
EHS Research Institute
EHS(環境・安全・衛生)
古くは公害、化学物質による汚染が大きな問題となりましたが、現在もなくなったわけではありません。さらに、気候変動問題などが、企業経営に大きな影響を与える課題として、日本の企業でも捉えられるようになってきています。持続可能な社会の実現は不可欠であり、その過程でEHS問題はリスクではなく、適切に対応することで、ビジネス機会となります。また、サーキュラー・エコノミー、ナノテクノロジー等の材料開発は、EHS問題の解決のためにも発展が望まれます。
所長挨拶
持続可能な社会の構築。気候変動をはじめとしてEHSが目指さなければならないのは持続可能な社会です。企業は受け身で法規制に対応するのではなく、グローバルな課題に対して、バリューチェーンを通して社会の期待に応えていくことが必要です。一方で、国際的な機関の推計によると、アスベスト災害による世界の死者が20万人を超え、気候変動の影響による災害の死者が100万人を超えています。
当研究所のEHSに関する知見の提供等により、人材育成を通して、適切に人材が活用され、持続可能な社会構築の一助になれば幸いです。
EHS総合研究所 所長:
則武 祐二(のりたけ ゆうじ)

EHS研究所コラム
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〈EHS研究所 コラム51〉SBTiの基準改定なよる影響は?
SBTiの新基準のドラフトが公表され、パブリックコメントが募集されています。 大幅な改訂なので、そのまま改訂されれば中小企業にも影響するでしょう。
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〈EHS研究所 コラム50〉G7とG20サミットで環境関連はどう扱われる?
これまでG7とG20の首脳サミットは、各国のGHG排出削減目標等に大きな影響を与えてきたが、 2025年にも同様に進むだろうか?
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〈EHS研究所 コラム49〉ESG投資の目指すものは何でしょうか?
武器弾薬製造販売はESG投資対策で撤退しなければならないのでしょうか? ESG投資は何を目指しているか考えてみたいと思います。
カーボンゼロ・脱炭素化に向けた
総合コンサルティング
キャリアパートナーズでは、カーボンニュートラルの目標に取り組んでおられる企業の皆様に向けて、カーボンゼロ・脱炭素経営コンサルティング、省エネ診断、環境・脱炭素セミナーなどをご提供しております。脱炭素のお困り事はキャリアパートナーズにお任せください。

所長経歴・活動内容
則武 祐二(のりたけ ゆうじ) 略歴
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1979年
3月関西大学工学部応用化学科 卒業 -
1979年株式会社リコー入社
主に下記の環境業務全般に従事
化学物質管理、土壌地下水汚染浄化、
製品環境性能評価(エネルギー消費、騒音、エミッション等)、
回収製品の放射線評価、LCA、
環境負荷に関する情報管理システム構築、
環境マネジメントシステム構築、資源循環等 -
2000年
10月社会環境本部 環境経営推進室 室長
環境経営全般に関する方針策定および推進責任者 -
2009年
4月社会環境本部 審議役 -
2015年
4月~
2021年顧問 リコー経済社会研究所 主席研究員 -
2012年
10月~
現在東京大学工学部 非常勤講師 -
2017年
10月~
現在早稲田大学理工学術院 非常勤講師
合同会社SECA 代表 -
2022年
(現在)株式会社キャリアパートナーズ EHS総合研究所 所長
社外活動(2021.11月現在)
ナノテクノロジー標準化・環境安全分科会委員
ITO/TC229/WG3「ナノテクノロジー・環境安全衛生」国際エキスパート
ISO/TC323「サーキュラーエコノミー」国内委員化会委員
ナノテクノロジービジネス推進協議会(NBCI)ナノ材料安全研究会アドバイザー
グリーン購入ネットワーク代表理事
CE-MVC(サーキュラーエコノミー マルチバリュー循環)研究会幹事 等
※社外活動実績※
環境管理規格審議委員会環境パフォーマンス評価小委員会 委員
ナノテクノロジー標準化 委員
ナノテクノロジー標準化・環境安全分科会 主査もしくは副主査
英国IEMA登録環境監査員
資格
・技術士(環境部門)
・労働衛生コンサルタント
・環境計量士
・第1種作業環境測定士(有機溶剤、粉じん、特定化学物質、金属)
・第2種放射線取扱主任者
・公害防止管理者(騒音、振動)